気になるお金のブログ

金融や投資関連で話題になったり、個人的に気になったことをまとめていきます。

三井越伊勢丹HDのTOB発表とフライングイナゴの話

kabumatome.doorblog.jp

簡単にまとめると、三越伊勢丹HDがザラ場時間中(取引時間中)に上場企業に対してTOBするよー。と発表。

んで、TOBされるんじゃないかと推測される銘柄が買われるんだけど、結果としてはだれも予想だにしていなかった「ニッコウトラベル」という会社で、三陽商会などを予想して飛び乗った人たちは大失敗という話なんですね。

www.stock-traderz.com

参考サイトも読んでもらうとわかるとおり、TOBは一般的に、現在の株価よりも高い価格で行われることが多いので「TOB価格-現在の株価」で利益が出やすいということで思惑買いが入ったんです。

そしてTOB先として発表されたのは「ニッコウトラベル」

熟年向け海外パッケージ旅行の企画販売。顧客の9割は60歳以上。欧州運河クルーズを自社開発
会社四季報より

うーん、予想外の方向でこれを当てることができた人はいなかったでしょうね……。三越のお客さんに海外クルーズ売るって話なんですかねぇ。

 

安易にソーシャルレンディングを薦めるサイトやブログを信用してはいけない理由

ソーシャルレンディングというものについての広告が目立つようになってきました。

ソーシャルレンディング(Peer-to-peer lending、Social Lending)とは『ネット上でお金を借りたい人、企業』(ボロワー)と『ネット上でお金を貸したい人、企業』(レンダー)を様々な方法で結びつける融資仲介サービスである。
引用元:wikipedia

 つまり、ネットでお金の貸し借りをしましょうというわけです。
日本には「貸金業法」という法律があり、お金の貸し借りを「業」として行う場合には登録が必要になります。

ソーシャルレンディングをやる投資家に貸金業法の事業者として登録してもらうのはまず無理な話なので「匿名組合」という仕組みが利用されています。

www.finance-dictionay.com

別に匿名組合が悪いって話じゃないんですが、匿名組合の場合、「出資先の経営(営業)に関与できない」という問題があります。そのため出資先(投資先)についての情報開示が不適切です。

また、万が一営業者(ソーシャルレンディング事業者)が破たんした時の問題もあります。

 

さらにいえば、時流の問題もあります。いまやゼロ金利政策でお金を借りるのは容易な時代です。そういう時に銀行から低金利でお金を借りるのではなく、あえて、金利の高いソーシャルレンディングで借りる必要性ってどこにあるのでしょうか?

もしかして、銀行からは借りれない信用力が低い会社なんじゃないの?ってうがった見方をしてしまいます。

money-lifehack.com

 

正直、こうした金融商品を安易な言葉でお勧めするようなサイトやブログは信用してはいけないと思います。もちろん、リスクをしっかりと説明した上で紹介しているケースは別です。

僕自身もWEBと金融に関係する人間としてこうしたサービスがもっと洗練されてくるといいなと思いまし、応援したい気持ちはあります。

ただ、公平中立に考えると現段階で運用商品として万人向けではないということは確かです。

ドコモの歩いておトクを辞めた理由。

NTTドコモが提供しているヘルスケアアプリに歩いておトクというサービスがあります。これは一定の歩数ごとにポイント(dポイント)がもらえるというアプリです。

 

www.d-healthcare.co.jp

平均的に7000歩以上歩くならお得とされているアプリです。実際に私も半年くらい試しましたが、月額300円×6カ月=1800円の支出に対して、もらったdポイントは2500ポイントくらいあったので、得か損かで言えば得だったといえそうです。

dポイントは普通にローソンで使えますし、お試し券と交換すれば1ポイントは1円以上の価値で使えるので得できたとは思います。

money-lifehack.com

ただ、やっぱり「わずらわしさ」というのはありました。

 

1)アプリを定期的に開かないとだめという話

歩いておトクは、数千歩ごとにゴールがあり、ゴールした後でアプリを開かないと宝箱がもらえません。アプリを立ち上げる前にゴールを2つ通過してしまうと、1つ目のゴールは無効になってしまいます……。

半年で私は10回以上アプリを開かなかったばかりに宝箱を逃してしまいました。もらえるはずのものがもらえないというのは、ストレスです。

 

2)ゲーム性が低い

ゴールごとに観光地の説明が見れるのですが、さほど読んで楽しいものではなく、このあたりにもう少しゲーム性があればアプリを開いてみようと思ったはずです。

このあたりが面白くないのでわざわざアプリを開かない=宝箱をロストしてしまう…という悪循環に陥ってしまうわけです。

 

 

得か損か?で言えばお得なのでしょうけど、どうしても自分には合わなかったので、1月末で契約を解除しました。

所得税・法人税などの国税のクレジットカード払いは損

2017年から国税所得税や消費税、法人税)などのクレジットカードでの支払いが可能になりました。以下は公式サイトです。

kokuzei.noufu.jp

そもそもなんでgo.jpドメインじゃないの?っていう段階でダメダメな気がするんですけど、これあまり筋が良くないです。

 

納付税額に応じた決済手数料がかかります(最初の1万円までは76円(消費税別)、以後1万円を超えるごとに76円(消費税別)が加算されます。)。  また、分割払い・リボ払いの場合は、別途各カード会社の定める手数料が発生する場合がありますので、ご利用の前にカード会社へお問い合わせください。

money-lifehack.com

分割払いやリボ払いで金利手数料がかかるのは別にいいんですよ。当たり前なんで。
でも、決済手数料がかかるってのはどうなの?1万円で76円ってことは0.76%(税込0.82%)ですよね。結構高い…。

クレジットカード払いができるってことでポイント分お得かと思いましたが、法人カードなら0.5%くらいの還元率のカードが大半なんであんまり意味ないなぁ。

 

やっぱりナナコ払いが最強

最近は国税の納付もコンビニでできることが多いので、それならnanaco払いが最強だと思います。これなら現金納付扱いなので手数料もかかりません。

楽天カードとかリクルートカードでnanacoにチャージすれば1%、1.2%のポイントがそのままもらえるわけですし、こっちの方がお得ですね。

note.credit-119.com

ちなみにnanacoは5枚がけまでできるので5万円×5枚=25万円までなら税金の支払いできまっせ。WAONも同じようにコンビニ払い(ミニストップ)できるみたいだけど、こっちは重ねがけできないからちょっと厳しいなぁ。

ポイント利用でポイントが貯まるdポイントとdプリペイドカードのお得な関係

ドコモのポイントプログラムであるdポイントはドコモユーザーならゴールドランクになれば、なにせ10%分になるので月間の携帯料金が1万円なら年間に12000ポイントも貯まる計算になるわけで、あっという間にたくさんのポイントが貯まります。

今回はそのポイントをより上手に活用する方法として「dプリペイドカード」を紹介したいと思います。

 

dプリペイドカードとは?

money-lifehack.com

dカードのブランドプリペイドカードです。ブランドプリペイドはMasterCardやVISA、JCBのようなクレジットカードの国際ブランドを利用して決済する新しいプリカです。

参考:国際ブランドとは何か? / クレジットカード用語辞典

 

プリペイドカードなので事前に入金(チャージ)しておく必要があるので、プリペイドカードというよりはnanacoWAONなどの電子マネーに近いと言えるかもしれません。

 

dプリペイドカードにdポイントをチャージして使う

使い方としては簡単です。貯めたdポイントはdポイント加盟店で1ポイント1円として使えますが、そのまま使うのでは面白くありません。

ポイントはdプリペイドカードにチャージしてしまいましょう。

 

・本来は使いないポイント払いにもポイントがつく

一番のメリットはこれですね。通常だと使えないポイント利用でのポイントもdプリペイドカードのチャージして利用すれば200円あたり1ポイント(0.5%還元)となります。

 

・dポイントの加盟店以外でも使える

dポイントを消費するにはdポイント加盟店でしかつかえません。
一方でdプリペイドカードにチャージをしてしまえば、MaseterCardが使えるお店なら使えます。

使える幅が大きく広がりますね。

 

 

dポイントクラブでシルバー会員以下の方へ

ちなみに、dポイントクラブでゴールド会員になる方法は下記も参考にしていただけるとよろしいかと思います。
普通にドコモのケータイを使ってるだけだとどんなに頑張っても、どんなに携帯代を払ってもシルバーどまりです。

 

uniatama.hatenadiary.com

 

1BTC(ビットコイン)が10万円超え。ビットコインをタダでもらう方法

ビットコインが高値を付けています。ビットコインは仮想通貨と呼ばれるもので、P2Pネットワーク上で取引が行われている通貨です。円やドルのように紙幣や硬貨は存在せずにオンライン上に存在しています、

最近はニュースになる機会も増えており、ビットコインが使えるお店が日本で急増している、公共料金の支払いも可能になったといった報道もありますね。

 

www.asahi.com

www.nikkei.com

そんなビットコイン。購入単位は小数点が使えるので最小購入額は小さくて済みますが、今や1BTCは10万円を超えています。
高いですね。

 

ビットコインがタダでもらえるキャンペーン

ビットフライヤーというビットコインの仲介サイトで行っているキャンペーン。「bitflyerでログイン&チャットボーナス」です。

ユーザーを増やすための施策として実施されています。

取引所としては日本では最大手で、リクルート三菱UFJキャピタル、SBIインベストメント、電通デジタルホールディングスなどの出資も受けています。

 

キャンペーンの詳細やビットフライヤーについては以下のサイトが参考になります。

money-lifehack.com

とりあえず、半年くらい私もこのキャンペーン等を通じてビットコイン貯めていてこんな感じで貯まってます。ちなみに、前も「広く情報に耳を傾けてチャンスを生かすのが重要だと思った話 - 気になるお金のブログ」の記事で紹介しましたが、キャンペーンが終了すると思っていましたが、延長に延長が続いています。

JPY資産は貯まったビットコインを一部売却した分で、BTC資産というのがボーナス等で貯めたビットコインになります。

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すこしずつ増えていくビットコインもいいですよ。

ファンドオブザイヤー2016年が発表。ニッセイ外国株式インデックスが第1位に

毎年開催されている個人投資家らが選ぶ投資信託ランキング「ファンドオブザイヤー」の2016年の発表がありました。

投信ブロガー139人の投票によるもので決まったようです。

1位:ニッセイ外国株式インデックス
2位:たわらノーロード先進国株式
3位:バンガード・トータル・ワールドストック(ETF)
4位:iFree 8資産バランス
5位:セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

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