気になるお金のブログ

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ふるさと納税。簡単になったけど、お金が戻ってくるのは随分先になる点に注意

ふるさと納税は2015年より、ワンストップ納税制度ができて確定申告が不要になるなど使いやすくなりました。
参考:2015年から「ふるさと納税」の手続きがより簡単に。確定申告が不要、寄付上限も2倍へ

その流れからか、ふるさと納税を使う人もかなり増えたみたいです。
でも、今ふるさと納税しても、それが実際に戻ってくるのは来年の話ですよ。というお話です。

 

たとえば、2015年にふるさと納税を使う場合、まずはさきに納税(寄付)をします。そしてその寄付によって所得控除がされるわけなのですが、それが反映されるのは2016年の住民税の支払いのときです。

仮に3万円をふるさと納税した場合、2016年の1年をかけて3万円が住民税がやすくなるという形で還元されることになるわけです。

 

ふるさと納税をするタイミングと実質的な還付が行われるタイミングとではずれが生じることになるわけです。調子に乗って寄付しまくってお金がない!という状態にならないように注意しましょうね。