マイナス金利で個人向け国債の10年タイプもも利回り0.05%に下落
1月29日にマイナス金利の導入が発表されてから、市場の金利も大きく低下しています。今日から販売開始になった個人向け国債についても大きな影響が出ています。
これまでも3年満期と5年満期のタイプの個人向け国債は下限金利となる0.05%で発行されていたわけですが、今月は10年満期タイプ(変動金利)も下限金利の0.05%で決定しました。
つまり、3年、5年、10年のすべての個人向け国債の金利が0.05%になってしまったというわけです。運用性という点から考えるとかなり厳しいですね。
銀行の定期に預けておく方が場合によってマシという水準でしょう。
国債買うより、国債購入のキャンペーンの方がお得
個人向け国債投資キャンペーンを徹底比較!
- [投資]
- [資産運用]
むしろ、国債の利回りよりもキャンペーンだけを目的にした方が利回りが高い時代へw
2016/02/04 22:48
SBI証券が個人向け国債の購入で0.2%分のキャッシュバックをくれるので、国債は1年ごとに解約して(0.05%の利息分は放棄して)、毎年キャッシュバックをもらう方がお得というお話です。
そちらの方が0.15%分利回りがアップします。
これを実行するかどうかは別ですが、今の利回りってそれだけ異常な状況といことが言えるわけですね。
マイナス金利で個人の資産を安全に運用するのは難しくなる?
定期預金や国債だけでなく、MRFやMMFといった債券系の運用は厳しくなりそうですね。