気になるお金のブログ

金融や投資関連で話題になったり、個人的に気になったことをまとめていきます。

一般信用取引のカラ売りを使って株主優待だけを手に入れる方法の難しさ

株主優待がらみの話になった時に出てくることが多いのが株主優待を手数料だけでゲットしようという技。

miler.hatenadiary.jp

特に、一般信用取引を利用した上記の方法は、逆日歩リスクもない取引となるわけで決して悪いというわけじゃないんですけど、そんな簡単なものでもないということを知っておく必要があるわけです。

 

まずね、人気銘柄はカラ売りできない

超人気銘柄はそもそもSBI証券とかカブドットコム証券みたいに一般信用でカラ売りができる証券会社でも在庫が確保できないのでカラ売りできないか、出来るケースでもカラ売り可能期間開始時点でほぼ売り切れる。

SBI証券の一般信用取引で株主優待クロス取引のやり方

 

上記はSBI証券のケースを書いているけど、強制決済覚悟のカラ売りと書いているように、そうしたつもりじゃないけど売れないことが多い。
SBI証券の場合はこのケースなら5日分以上の金利を払う必要になるわけ。

その上、強制決済の場合は現渡しができないので手数料が余計にかかる。

 

そんなわけで、SBIでもカブドットコムでもどっちもなかなか、ノーリスクで株主優待だけをゲットというのはちょっと難しいってのが現状なんだよね。

優待だけタダ(手数料除く)でゲットというと耳当たりはいいけど、実際にそれを試してみようかなすると、ちょっと難しい感じがする運用法です。

 

逆日歩リスクも考えると普通に買えばって話にもなる

人気銘柄とかは結構大きな逆日歩がつくことも少なくないわけ。

 

http://www.stock-traderz.com/infomation/jukyu_gyakuhibu_rei.htmlwww.stock-traderz.com

 

となると、わざわざ信用+現物を組み合わせたりする意味あるのかなーって話になると僕は思うんだよね。