2017年のふるさと納税は3月までにやっておいた方がいい理由
なにかとお得なふるさと納税、年々利用者がかなりの勢いで増えているようです。
2015年からワンストップ特例制度が利用できるようになり浸透して、2016年には一般化したといえそうです。
このままだと2017年も大きな盛り上がりを見せそうです。
その一方で、本来の趣旨と外れた運用ではないかと一部の自治体(特に税の流出につながっている東京都の特別区など)から不満が噴出しているようです。
実際に自治体ベースでは所沢市が返礼品をやめる動きがあります。
さらに
総務省は、返礼品の贈呈は自治体独自の取り組みだとして、これまで返礼割合の基準を示していない。ただ「返礼品に掛けるコストの割合が高いと、寄付金がその自治体の住民サービスに使われにくくなる」(総務相)ことから、目安として上限を示すことを視野に入れる。具体的な改善策は有識者や自治体側の意見を聞いた上で今春をめどにまとめる予定だ。
時事ニュース:「 返礼割合に上限検討=ふるさと納税で総務省-贈呈終了の動きも」より引用
といった報道も出ています。
ふるさと納税自体が終了するということはないでしょうが、返礼品の内容に規制が出てくる形にはなるかもしれません。
ふるさと納税では、還元率としておおよそ寄付額の50%程度のお礼の品が送られることが多いようですが、規制によってはこの割合が低下することになりそうです。
とりあえず、規制案などが出そうなのが今春となっているので、2017年のふるさと納税は年末になってからではなく、早めに動いた方がよさそうです。