義援金と支援金の違い。どう寄附するかで使い道が変わる
恥ずかしながら知りませんでした。
知ってました??
災害に対して何かできないかと寄付しようと思っていましたが、2つの寄付の方法があるんですね。
義援金とは
義援金は日本赤十字や赤い羽根共同募金などに対する寄付です。
これらは被害に遭った自治体に送られて、お金は被災者に直接わたります。
たとえば東日本大震災の被害に遭った方に対しては以下のように配分されています(宮城県の場合)
東日本大震災に係る義援金の受付状況及び配分について - 宮城県公式ウェブサイト
配分対象 | 義援金受付団体配分額 (1次~11次) |
県配分額 (1次~10次) |
合計 | |
---|---|---|---|---|
人的被害 (1人当たり) |
死亡・行方不明者 | 106万円 | 17万円 | 123万円 |
災害障害見舞金支給対象者 | 16万円 | 12万円 | 28万円 | |
住家被害 (1世帯当たり) |
全壊 | 99万円 | 15万円 | 114万円 |
大規模半壊 | 74.6万円 | 10万円 | 84.6万円 | |
半壊(大規模半壊除く) | 49万円 | 5万円 | 54万円 | |
津波浸水区域における ※上記「住家被害」に |
全壊 | 34.9万円 | 5.4万円 | 40.3万円 |
大規模半壊 | 20.4万円 | 4.4万円 | 24.8万円 | |
半壊 (大規模半壊除く) |
12万円 | 3万円 | 15万円 | |
仮設住宅未利用世帯 (加算) |
10万円 | - | 10万円 | |
震災孤児(1人当たり) | - | 50万円 | 50万円 | |
母子・父子世帯(1世帯当たり) | 15万円 | 21万円 | 36万円 | |
高齢者施設・障害者施設入所者等(1人当たり) | 15万円 | 11万円 | 26万円 |
こんな感じで公平に配分されます。
メリットは直接被災者にわたるという点。デメリットは、被害が確定しないと配分額を決定できないので、被災者の手に渡るまで時間がかかるという点ですね。
支援金とは
被災者に対して支援活動を行っている団体に対して寄付するお金を指します。
- NPO法人
- ボランティア団体
被災者のために活動する団体を支援するための寄付となります。使い道は寄付先の団体にゆだねられることになります。
それぞれの団体ごとにスピーディーな支援につながる面もありますが、使い道はゆだねられているため、思ったような使われ方をしない可能性もあるわけです。
どこに寄付をするのか?が重要になるわけですね。
個人的には色々な団体がありますが、どれに寄付すればいいのかがよくわからなかったので、義援金として寄付をしました。