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金融や投資関連で話題になったり、個人的に気になったことをまとめていきます。

福岡県の各自治体の2018年ふるさと納税の収支状況のまとめ。久留米や飯塚は健闘、大牟田はダメダメ

こちら「福岡県のふるさと納税のおすすめ自治体を探す」のデータをもとに作成。福岡県下の自治体の2018年のふるさと納税の収支。

都市部(人口の多い地域)は収支はマイナスになる模様。

市町村 差引収支
福岡市 ¥-6,503,436,686
北九州市 ¥-6,349,363,686
大牟田市 ¥-736,605,000
築上町 ¥-497,046,767
筑紫野市 ¥-214,204,390
大野城市 ¥-113,218,314
みやま市 ¥-93,495,622
篠栗町 ¥-65,219,700
太宰府市 ¥-52,542,900
水巻町 ¥-34,647,000
久山町 ¥-22,883,000
桂川町 ¥-19,435,500
芦屋町 ¥-19,061,500
宇美町 ¥-4,429,104
吉富町 ¥-2,183,888
遠賀町 ¥-396,000
広川町 ¥1,500,900
小竹町 ¥2,707,000
香春町 ¥4,886,000
東峰村 ¥5,124,000
大任町 ¥8,806,000
岡垣町 ¥15,469,500
鞍手町 ¥24,287,500
苅田町 ¥28,470,000
田川市 ¥54,934,980
須恵町 ¥55,000,000
福津市 ¥60,297,692
粕屋町 ¥69,327,160
添田町 ¥72,541,000
八女市 ¥76,733,000
小郡市 ¥95,766,231
嘉麻市 ¥102,662,682
川崎町 ¥137,304,900
筑後市 ¥145,221,499
糸田町 ¥159,240,500
筑前町 ¥194,319,000
柳川市 ¥202,423,000
みやこ町 ¥206,754,000
豊前市 ¥236,524,100
うきは市 ¥259,859,300
糸島市 ¥328,421,200
朝倉市 ¥329,677,600
中間市 ¥391,885,001
那珂川 ¥426,981,378
久留米市 ¥516,831,601
大川市 ¥549,361,000
志免町 ¥557,940,500
宮若市 ¥607,853,040
古賀市 ¥813,963,552
赤村 ¥957,063,500
春日市 ¥980,997,280
大刀洗町 ¥995,673,800
福智町 ¥1,283,396,101
直方市 ¥1,355,272,730
大木町 ¥1,399,766,224
宗像市 ¥1,447,668,366
新宮町 ¥2,098,445,500
飯塚市 ¥2,634,497,550
上毛町 ¥3,687,703,100
行橋市

¥4,431,800,500

 

福岡市」や「北九州市」は断トツでマイナス。ただし、福岡県の人口では第3位の「久留米市」、第4位の「飯塚市」についてはプラス。これは魅力的な返礼品を用意できたことで、寄附の受入れも多かったからですね。

久留米市は去年はブリヂストンがあることで自転車の返礼品とかあった記憶があります。飯塚はなんでしょうか?調べてもあまり、色々出てくる感じじゃないですね。市の担当者が頑張ってPRされたのでしょうか。

その一方、残念なのが「大牟田」ですね。財政的に厳しい街である一方で、炭鉱が世界遺産登録されたにも関わらず7億円もの赤字です。

超高齢化を迎える大牟田において、ふるさと納税は街のPRになり、さらに財政的にも潤うわけなので、頑張っていただければよかったのになぁと思います。

 

こうやって色々データを見ていくのも楽しいですね。

2019年も終わりなので2018年の大化けIPO銘柄の今を追う

あの人は今、的な。

2018年のIPOはHEROZを始めとして初値売りでメチャクチャ儲かった銘柄が多かったのですが、IPOの公募に当選した人は、売らずにそのまま保有していたらどうなったのか?という点を調査してみました。

とりあえず、公募価格に対して初値が2倍以上になった銘柄だけをピックアップしてみました。

コード 銘柄名 公募価格 初値 現在値 初値売りリターン 現在リターン
4382 HEROZ 4500 49000 12640 988.89% 180.89%
6573 アジャイルメディア・ネット 3000 15470 934 415.67% -68.87%
4381 ビープラッツ 2200 10000 2314 354.55% 5.18%
4380 Mマート 1240 5380 1665 333.87% 34.27%
3446 ジェイテックコーポレーション 2250 9700 3510 331.11% 56.00%
6572 RPAホールディングス 3570 14280 1204 300.00% -66.27%
4425 Kudan 3720 14000 8550 276.34% 129.84%
4388 エーアイ 1000 3500 1702 250.00% 70.20%
4387 ZUU 1600 5550 4680 246.88% 192.50%
6577 ベストワンドットコム 4330 14830 3275 242.49% -24.36%
6575 ヒューマン・アソシエイツHD 1170 3600 1012 207.69% -13.50%
7320 日本リビング保証 1760 5100 1370 189.77% -22.16%
4391 ロジザード 900 2500 2002 177.78% 122.44%
9271 和心 1700 4555 995 167.94% -41.47%
4398 ブロードバンドセキュリテ 750 2001 1634 166.80% 117.87%
7042 アクセスグループHLDGS 1340 3500 1180 161.19% -11.94%
4421 ディ・アイ・システム 1280 3300 1609 157.81% 25.70%
6579 ログリー 1860 4635 2082 149.19% 11.94%
4420 イーソル 1680 4000 2050 138.10% 22.02%
9272 ブティックス 1350 3210 3500 137.78% 159.26%
6574 コンヴァノ 930 2189 1388 135.38% 49.25%
4422 VALUENEX 1840 4300 2010 133.70% 9.24%
7036 イーエムネットジャパン 3000 7000 2995 133.33% -0.17%
4386 SIG 2000 4665 655 133.25% -67.25%
6567 SERIOホールディングス 1780 4100 699 130.34% -60.73%
4389 プロパティデータバンク 1780 4100 951 130.34% -46.57%
3491 GATECHNOLOGIES 2510 5780 4030 130.28% 60.56%
3489 フェイスネットワーク 1400 3200 1269 128.57% -9.36%
4396 システムサポート 1750 4000 2255 128.57% 28.86%
9450 ファイバーゲート 1050 2388 1445 127.43% 37.62%
7038 フロンティア・マネジメント 2260 5000 1343 121.24% -40.58%
3490 アズ企画設計 2160 4705 1435 117.82% -33.56%
7033 マネジメントソリューションズ 2100 4500 2193 114.29% 4.43%
3496 アズーム 3000 6400 3400 113.33% 13.33%
7039 ブリッジインターナショナル 2310 4920 1496 112.99% -35.24%
4428 シノプス 3580 7620 3255 112.85% -9.08%
6578 エヌリンクス 1810 3780 390 108.84% -78.45%
4393 バンク・オブ・イノベ 960 2000 2601 108.33% 170.94%
4397 チームスピリット 1200 2417 2148 101.42% 79.00%
4395 クリート 770 1542 807 100.26% 4.81%

とこんな感じですね。うーん、結構やられてますね。初値で2倍になったのに、1年ちょい経過で公募価格割れとなっている銘柄が40銘柄中17銘柄もあります。言い換えると初値で買い向かった人がそのまま保有していたら半分以下になった銘柄ということでもあります。

なお、初値を超えて上昇している銘柄は40銘柄中2銘柄だけです。

と、こういった状況をみると、IPOは基本的に初値売りがベストって感じですね。

ポイント投資とポイント運用の違い

point-invest.info

  ポイント投資 ポイント運用
区分の違い ポイントを現金化して株や投資信託を直接購入する。 ポイントのまま疑似運用する
証券会社の口座開設 必要 不要
売却時(精算時)の扱い 現金で戻ってくる 投資したポイントのまま戻る
税金の扱い 投資をした金融資産ごとによって扱いが異なる。株や投資信託なら20%の申告分離課税 一時所得として課税される。年間50万円の特別控除額があるため、これ以下の場合は実質的に非課税
投資家保護 投資をした金融資産ごとによって扱いが異なる。株や投資信託の場合、「分別管理」によって保護され、さらに「日本投資者保護基金」による保護もある ポイント運用サービスによって扱いが異なる。それぞれの規約次第で法的な保護はない

ああ、なるほど。意識しておかないといけないところですね。ポイント投資=ポイントで株や投信を買う。ポイント運用=ポイントのまま疑似投資って感じですね。

なら、dポイント投資はポイント運用なわけで、サービス各社が言葉の意味を使い分けている感じは全くしないですが、利用者側としては知っておいた方いい感じがしますね。

義援金と支援金の違い。どう寄附するかで使い道が変わる

恥ずかしながら知りませんでした。

知ってました??

災害に対して何かできないかと寄付しようと思っていましたが、2つの寄付の方法があるんですね。

 

義援金とは

義援金日本赤十字赤い羽根共同募金などに対する寄付です。
これらは被害に遭った自治体に送られて、お金は被災者に直接わたります。

たとえば東日本大震災の被害に遭った方に対しては以下のように配分されています(宮城県の場合)

東日本大震災に係る義援金の受付状況及び配分について - 宮城県公式ウェブサイト

 
配分対象 義援金受付団体配分額
(1次~11次)
県配分額
(1次~10次)
合計
人的被害
(1人当たり)
死亡・行方不明者 106万円 17万円 123万円
災害障害見舞金支給対象者 16万円 12万円 28万円
住家被害
(1世帯当たり)
全壊 99万円 15万円 114万円
大規模半壊 74.6万円 10万円 84.6万円
半壊(大規模半壊除く) 49万円 5万円 54万円

津波浸水区域における
住家被害
(1世帯当たり)

※上記「住家被害」に
加算

全壊 34.9万円 5.4万円 40.3万円
大規模半壊 20.4万円 4.4万円 24.8万円
半壊
(大規模半壊除く)
12万円 3万円 15万円
仮設住宅未利用世帯
(加算)
10万円 - 10万円
震災孤児(1人当たり) - 50万円 50万円
母子・父子世帯(1世帯当たり) 15万円 21万円 36万円
高齢者施設・障害者施設入所者等(1人当たり) 15万円 11万円 26万円

こんな感じで公平に配分されます。

メリットは直接被災者にわたるという点。デメリットは、被害が確定しないと配分額を決定できないので、被災者の手に渡るまで時間がかかるという点ですね。

 

支援金とは

被災者に対して支援活動を行っている団体に対して寄付するお金を指します。

被災者のために活動する団体を支援するための寄付となります。使い道は寄付先の団体にゆだねられることになります。

それぞれの団体ごとにスピーディーな支援につながる面もありますが、使い道はゆだねられているため、思ったような使われ方をしない可能性もあるわけです。

money-lifehack.com

どこに寄付をするのか?が重要になるわけですね。

個人的には色々な団体がありますが、どれに寄付すればいいのかがよくわからなかったので、義援金として寄付をしました。

toto BIGで台風の影響で4試合中止!2度目の倍率81倍ドン

hateshared.hatenablog.com

上記は2016年の記事ですが、その3年後にも同様の4試合中止案件が発生しました。

サッカーくじtoto BIGにおいて台風19号の影響で4試合が中止になり、1等当選確率が通常の81倍になり96名もの1等当選者が現れるという、珍現象が発生しました。

matome.naver.jp

仕組み的には試合が中止となると、その中止分は「当選扱い」となることによって中止の試合件数が増えるほど当選確率が高くなるというものです。4試合中止だと当選確率は59049分の1まで下がります。

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キャッシュレス不安を煽る結果になったPayPay感謝デー。サービス障害発生で大混乱

PayPayの1周年ということで実施された1日限りの20%還元、PayPay感謝デー。

私は長尾のユニクロヒートテック無料クーポンと一緒にお買い物しました。情報ありがとうございました↓

www.i-fukuoka.jp

私自身は、さほど大きなトラブルもなく、普段よりもちょっと列に並んだかなぁという程度でしたが、あちこちでトラブルも発生していたようですね。

PayPayは5日、「スキャン支払いで待機画面が表示される場合」というサポート情報を公開。多数の利用があったため、スキャン払いの決済処理時に"待機画面"が出る場合があると告知しています。17時時点でも待機画面が表示されることがあり、「残高を送る」では受け取りに時間がかかる場合があるとしています。

さらに、PayPayは5日17時45分ごろより一部機能の緊急メンテナンスを実施。Yahoo!カードによる残高チャージとクレジットカードでのPayPay支払いが利用できない状況となっています。

 うーん、ユニクロとかヒートテック2枚だけとか買っている人も多かったし、そのあと寄ったグッデイでもPayPayでお買い物をしている人が多かったから、夕方以降は地獄だったんだろうなぁと思います。

 

キャッシュレス体験で躓いた人は不安をかかるだろう

今回の件で、初めてPayPayを使ってみたという人も多そうですが、それで長い列に並んで、障害で決済できないみたいな話になるとキャッシュレスの便利さを体験するんじゃなくて、逆にキャッシュレスは不安……みたいな気持ちにさせそうですね。

 

しかも、1日限定のキャンペーンなのに結局当日復旧せず……。

PayPay1500万ユーザーという報道も聞いて、スマホ決済はPayPayが覇権を握るかも?なんて思いましたが、感謝デーはPayPayにとってメチャクチャネガティブなニュースになってしまいましたね。残念です。

2018年のふるさと納税、赤字の自治体が続出。こうなると制度見直しは不可避だったなぁ。

日経新聞で2018年度のふるさと納税に関する自治体の損益に対する報道が出ています。

ってな感じですね。データからみるとこれは結構やばいやつなのでは?って話ですね。大成功した自治体は確かにもうかったのでしょうが、全体を見たら赤字、しかも平均して55%の諸経費がかかっていたわけですから、笑っているのは、ふるさと納税の事務委託を受けた会社や広告会社とかですね。

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