投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2013
というイベントが開催されたようです。個人投資家による投資信託のランキング評価なのですが、毎年行われているようです。
これについて「 投信ブロガーが選ぶ投資信託ランキング2013と実際の売れ筋ランキングの違い 」のブログで指摘が行われていますが、投資信託についてランキングが以下に無意味かがわかります。
投信ブロガーというのは、投資に対するリテラシーも高く、かつ手数料などのコスト意識も高いです。実際にランキング上位のファンドは販売手数料は無料のノーロードファンドであり、また信託報酬も安いです。
一方の売れ筋ランキングはというと、売り手(証券会社や銀行)などに都合がよい、販売手数料が高く、信託報酬も高めという手数料が高額なファンドが並んでいます。
上記ブログでは三菱東京UFJ銀行のランキングがつかわれていますが、価格コムといった第三者っぽい所のランキングだって手数料が高いファンドが上位を占めています。
このランキングがどうやってつけられたのかは、サイトを見てもわかりませんが、どういう基準なんでしょうかね。なぞです。
まあ、投資家としてカモになりたくないと言うのであればこうしたランキングを真に受けて選ぶのではなく、自分でしっかりと判断するということが必要なのでしょう。
「人の行く裏に道あり花の山」という相場格言もあります。ランキングに惑わされて投資をするのはやめましょうね。