最初の損切りがベストの損である
結構、本質だと思うわけです。特に高PER銘柄にたいする対応についてはこの通りだと思います。高PER銘柄はそれだけ実態以上に高く評価されているわけですから、その分、高く評価されている化粧がはがれたときには大きく下げやすいものです。
相場に乗るという戦略はひとつですが、そういう市場は崩れるのも早いものですので、こういう考え方を持った上で、こうした銘柄に投資をするときには早めの損切りルールを徹底するようにするというのは良い考えの一つですよね。
参考になるのは「PERから考える損切り(ロスカット)の判断」などの記事もよろしいかと思います。
その一方で株系のスラングで「握力」などといわれるとおり、持ち続ける力というものも問われます。これは損をしているときではなくて儲かっているときのほうが大きな問題になりますよね。
この辺については、実は行動経済学などでも照明されている話らしく。実際に人は損切りは下手で含み益が出ている株を持ち続けると言うのは苦手なのだそうです。。。