気になるお金のブログ

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中国株安はどこまで行くのか?

 

中国、大量保有株主の株式売却を半年間禁止 | Reuters

結局、そうした保有株が売れなければヘッジで制限がかからない銘柄を売るなどするわけで逆に悪い方に行く気がする。

2015/07/09 05:42

 

中国株安に対して政府はあの手この手をうってますが、なんか怖いですね。
コメントにも書いていますが、売却を規制すれば、それがそのままにしておくわけはなく、その他の方向でリスクをヘッジしようとするはずです。

 

すでに上場株の約半数が売買停止になっており、大量保有株主も株を売れなくなります。そうなったらどうするか?ヘッジのためにお金を作るしかないはずです。

 

当然中国だけで終わる話でもなく、日本の株式市場も大きなマイナス影響を与えることになるでしょう。ある程度の下落は覚悟しておく必要があるかもしれません。

 

鬼のように中国マネーに買われた日本の不動産はどうなる?

これも絡んできます。日本の不動産価格の上昇は少なからず中国による爆買いも大きく影響してきます。現金化の必要性から手控え&売りに出てくるかもしれません。

その一方で、中国国内の資産はやっぱり地政学的リスクが高すぎるということで、中国富裕層は国内から海外へと資産をシフトさせる動きを強めるかもしれません。

 

結局、今回取っている当局による株式市場への規制は中国にとっては愚策でしかないわけです。