気になるお金のブログ

金融や投資関連で話題になったり、個人的に気になったことをまとめていきます。

50代で下手な投資を始めるくらいならiDeCoに毎月定期預金をする方がよっぽど儲かるという話

iDeCo(個人型確定拠出年金)は若い人には当然有効な資産運用法(投資)ですけど、いよいよ定年が見えてきた40代後半~50代前半の人にとっても非常においしい運用方法なんです。

money-lifehack.com

取りえず年40万(月3.33万円)までは定期預金しておけばいい

企業型401kに加入していない人なら、とりあえず個人型確定拠出年金iDeCo)に毎月3.33万円でいいから定期預金しておくといいです。

この金額の根拠はiDeCoを60歳以降に一括で受け取る場合の退職金控除の大きさです。年40万円なので、確定拠出年金で運用したお金を受け取るときは全額非課税です。

一方で保険料を支払う時は全額所得控除されるので、極端な話、iDeCoに拠出した保険料分の税金が丸々浮くことになるわけです。

ざっくり年40万円で所得税+住民税の税率が20%だとしても8万円の利益が生じるわけです。仮に50歳から始めて毎年40万円の積立投資を10年続けて合計80万円の利益が得られる計算になりますね。

 利回りを1年あたりに直せば、3.63%になります。ちなみにこれはiDeCoの運用による利回りをゼロで計算しています。つまり、ノーリスク運用でこれだけの利回りが期待できるわけです。

今のマイナス金利を考えるとずいぶんと立派な数字になりますね。

 

定期預金ベースなら楽天証券がおすすめ

定期預金ベースでiDeCoを始めるのであれば、一番お勧めなのはやっぱり楽天証券でしょう。金融機関の手数料が初年度無料、2年目以降は10万円以上の残高なら無料になります。

上記のとおり3万円以上をiDeCoに入れれば手数料無料になります。

money-magazine.org

 

所得の多い人はもっと経済効果は大きい。

税率が30%だと年利5.45%、40%の人だと年利7.27%になります。50歳くらいの人だと所得(年収)も大きな方も多いと思いますので、こうした方法もかなり魅力的だと思いますよ。

 

今の定期預金の金利なんて、金利が高いネットバンクでも0.1とか0.2%とかいうご時世を考えると非常に魅力的な利回りになりますね。

money-magazine.org