ハワイで暴漢に襲われ治療費500万円。海外旅行傷害保険の重要性
ホノルル市内カカアコ地区に関する治安上の注意喚起 : 在ホノルル日本国総領事館
5月28日(月)昼頃,邦人旅行者家族がウォールアートで人気のあるカカアコ地区を訪問し,家族のうち2人が同地区内の公園の公衆トイレを使用しようとしたところ,トイレ内にいた違法薬物注射をまさに施用中であったと思われる複数の男らと鉢合わせとなり,歯を折るほど顔面を激しく殴打されたり,首を絞められて気絶させられる等の被害を受ける事案が発生しました。
ちなみに、この暴行によって治療費はおよそ500万円かかったそうです。海外の場合、健康保険が適用になりません。
一応申請をすれば海外療養費といって、日本基準で保険がきくのですが、あくまでも日本基準となるので高額な医療費がかかることが多い、海外ではこれだけでは不足するケースが多いです。
そんな時に活用したいのが海外旅行傷害保険ですよね。
- 保険に自ら加入する
- クレジットカードの付帯保険を活用する
という二つの手があります。傷害保険してお金を払って加入すれば補償内容も充実しています。よくわからん、というならこちらに入っておくとよいでしょう。
もう一つはクレジットカードの海外旅行傷害保険です。特に“自動付帯”しているタイプなら無条件で適用されます。
上記の記事にもありますが、エポスカードやJCB EITのような海外旅行傷害保険が自動付帯しているタイプのカードを複数持っていれば保険も合算されます。
このカード2枚だけでも300万円までの治療費を保険でカバーできるわけなので、かなりのものになると思われます。
自動付帯のタイプではないにしても、旅行費用の一部でも払えば保険対象になります。航空券代、ホテル代、あるいは空港までのタクシーなど一部でもクレカ払いしておくことはこうした旅行中の事故のリスク軽減にもつながります。
海外もLCC就航や翻訳サービス等で身近になったとは言え「日本とは違う」ということをしっかりと理解し保険はもちろんですが、治安のことをもしっかりと考えて行動するべきですね。