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世界株安の副産物!2019年1月の住宅ローン金利は大幅低下。借り換えの大チャンス

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日本国債10年債利回り

2018年末にかけて、世界的な株安(ショック安)が話題になりました。日経平均が1000円以上値下がりして、月間の日経平均下落率は2000年代で上位にランクインするほどでした。

一部ではリーマンショック級では?ともささやかれましたが、その株安の裏では債券高(金利低下)も発生しました。

アイキャッチは10年債利回り(日本国債)の水準です。直近で大きく下落しており、久々に0%を下回る、いわゆる「マイナス金利」の水準にまで利回りが低下してます。

 

住宅ローンの借り入れなら今月が最大のチャンス!!

この10年債利回り(長期金利)は多くの金融機関(銀行)が住宅ローン金利の設定の指標としています。この10年債利回りが低下する=住宅ローンの固定金利が下がるということになります。

実際、2019年1月の住宅ローン金利は多くの銀行(ネット銀行)では金利が大きく低下しています。

money-magazine.org

こうした状況はすで住宅ローンを組み終わっている人にとってはチャンスです。少なくともここ2年程度の中では金利が大きく低下しているので、現状よりも高い金利で住宅ローンを組んでいる方は借り換え妙味があります。

 

将来の金利上昇に備えるなら「固定金利化」も検討すべき

また、借り換えにおいて現状、変動金利で借りている方は「固定金利化」をする絶好のんチャンスであるともいえます。

金融緩和(マイナス金利政策)は今後も一定期間続くかもしれませんが、すでに米国は金融引き締め(金利上昇)に入っています。日本も近い将来、金融引き締めに入ってくる可能性は十分にあります。(米国は短期金利であるFFレートを2年間で2%近く引き上げ済み)

そうなった時、もっとも影響を受けるのは「変動金利」を利用しているユーザーです。当然、月々の返済額は大きくなります。

そうならないためには住宅ローン金利を「固定化」しておくことが一つのリスク回避手段となります。

2019年1月はそうした「借り換え」においては絶好のタイミングであると考えられます。

www.housingloan-hikaku.com

 

株安というショックが発生して現状だからこそ活用できるチャンスを大いに活用しましょう。