気になるお金のブログ

金融や投資関連で話題になったり、個人的に気になったことをまとめていきます。

dカードGOLDの会員500万人突破キャンペーン。ドコモ契約者数からみれば破格の加入者率の秘密

dカードGOLDがカード会員500万人を突破したということでキャンペーンをやっています。対象者は、豪華な景品などが当たるチャンスもあるので、気になる方は先にご覧ください。

キャンペーン期間中にエントリーの上、dカード GOLD/DCMX GOLDで合計5,000円(税込)以上*1お買い物した方を対象に、抽選で500名に豪華賞品をプレゼント。さらに抽選に外れた方を対象に、10万名に、500ポイント(期間・用途限定)をプレゼント。

dp-invest.hateblo.jp

ドコモの契約者数はどのくらいある?

NTTドコモが発表している、事業データによると以下のようになっています。

携帯電話サービス契約数:76,370千契約(2018年3月期)

要するに、7637万契約ということになります。この契約者数には「法人」も含まれていますし、一人で複数件の契約がある場合(たとえば、iPhoneiPadとか)も含まれています。

これを考えると実際の契約者数ということで見ればもっと少なくなるはずです。

そんな中で実施されているdカードGOLDの500万人会員突破キャンペーンというのは、キャンペーン自体がすごいというよりも、そんなに会員いんるだすげぇ!という印象があります。

 

いうてもゴールドカードやし

dカードGOLDって名前にあるように、ゴールドカードなんですよ。

  • 個人名義であること(法人名義ではお申込みできません。)
  • 満20歳以上(学生は除く)で、安定した継続収入があること
  • ご本人名義の口座をお支払い口座として設定いただくこと
  • その他当社が定める条件を満たすこと

といった審査基準があります。

未成年はNGですし、年収要件もありますので、大学生も実質不可です。その他の条件とありますが、一般には勤続年数や年収額、居住年数などがあります。

参考:クレジットカードと審査の基本

ある程度のレベルは求められるはずです。

この基準を考えると、未成年はもちろん、大学生やアルバイトなどで働いている方なども対象から除外されるでしょう。

そう考えると、発行可能な人に対するdカードGOLDの発行状況というのは、10%近い数字になっているのではないかと思われます(超えているかも)。

 

ちなみにクレジットカード単体で発行枚数が多いのは楽天カードです。楽天カード楽天会員にとってはメチャクチャお得なカードですね。

参考:楽天カードは楽天ポイントユーザーにとって必須のクレジットカード!楽天ポイントが貯まる3つの理由

楽天カードの発行枚数は最新データでは1200万枚です。楽天ID数9870万人に対する発行割合は12%とこちらも高いです。

ただ、楽天カードは年会費無料のカードなので、年会費1万円のdかーどGOLDと比較して発行のハードルははるかに高いはずです。それでいて10%近いであろう発行割合というのは素直にすごいです。

もっとも、通信料金の10%還元やケータイ補償という破格のベネフィットがあってこそなわけです。ドコモユーザーなら大半の人は1万円を払っても逆に得ができるはずです。

money-lifehack.com

ただ、それを考慮しても年会費1万円というキャッシュを先払いすることになるのは相当の抵抗感があるはずです。その年会費を払う壁を超えたユーザーが500万人という実績は素直にすごい。

実際1万円以上の年会費のゴールドカードとしての発行枚数は日本最大なんじゃないかと思います。

ドコモはdカードやdポイントをフックとして金融サービスを行うための素地が大きく完成してきたと思っています。あとは、これをどう活かしていくかですね。