クレジットカードを使うと無駄遣いが増える
クレジットカードで得しているはずが赤字拡大の罠 | Money Lifehack
- [クレジットカード]
”クレジットカードのポイントで2万円の得をするために、年間に5万円の無駄遣いをしていては全く意味がありません”
2015/05/08 06:08
クレジットカードの利用はお得な一方で、使い方を間違えると赤字の拡大になるという話。行動経済学というの研究が進んでおり、人は必ずしも経済学が定めるように「合理的」には行動的ないというもの。
行動経済学によると、人はリスク回避的だし、現状を変更するのも嫌がる、物事の全体を見るのではなく小さなフレーム化して考える。などが代表的です。
たとえば買い物をするかどうかを考えるとき、「今、財布の中にあるお金という小さなフレーム」で買う買わないを判断する。というものは財布の中のお金が減らないクレジットカードで買い物が増えやすい理由としてあげられるでしょう。
そもそも、なんで小売店などのお店がクレジット決済を導入するかといえば、現金だけの場合よりも売り上げが増えることを狙っているからです。
クレジット決済をされるとお店はカード会社から手数料を取られます。その手数料を取られるということは利益率が減少することになります。
それでも導入をするというのはクレジットカードを入れることで客単価が増加する、見込み客の購入率が上昇するということが期待されるからです。
そうした客単価の増加、購入率の増加というのは消費者がそれだけお金を払うということ、それが無駄遣いなのかどうかは別ですが、お金を使う総額は増加するということになります。
節約という点とは矛盾してきます。