気になるお金のブログ

金融や投資関連で話題になったり、個人的に気になったことをまとめていきます。

夫婦控除は見送りへ。配偶者控除の見直しは棚上げへ

配偶者控除や第3号被保険者問題といった専業主婦に関する改革というのはなかなか進まないものですね。自民税調は2017年1月からといわれていた配偶者控除の見直しを見直した模様です。

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 正直、このあたりの税制や社会保険制度は時代遅れになっているのは確かです。その一方でそうした制度を中立にしようとするとどうしても減税となることが多く、それでは困るため、どこかしらに増税をしてバランスをとる必要があるわけですが、それに理解を得るのが難しいというのが現状の制度のようです。

 

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 ちなみに、主婦(専業主婦)を巡る制度としては正直言って今回議論されている配偶者控除よりも圧倒的に第3号被保険者制度による問題の方が大きいように思います。

今月(2016年10月)からはこうした社会保険の問題について106万円の壁も発生しており、逆に壁が厚くなったようにしか思いません。本当に意味不明です。

 

 

 

海外でのクレジットカード払いは現地通貨払いの方がリスクが少ないという話

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こういう話は、やはり実際の経験が重要なことだと思いますね。

 

その場で確定する円とドルの為替レートは 空港の両替所で現金を変えるよりもひどい 為替手数料が載っていたのである。  わかりやすくするために その時のドルが1ドル約100円だったとしよう。 計算は108.50円くらいでされていた。 手数料率は8.50%である。

 

実際のところ、手数料率って目に見えにくいところに隠されていることが多いので、結局のところは実際にどのくらいかかるものなのかを計算してみることが重要ですね。

今回はケースだと、クレジットカードで日本円払いができるというのが先方からメリットのように提示されたけど、実際には高額な手数料が課せられており、普通にドル決済をしてカード会社所定の”常識的な”手数料を払う方がよっぽどよいというお話なわけです。

 

ちなみに私の場合、クレジットカードが使えるお店は「ソニーバンクWALLET」、現金が必要な部分については「海外旅行用の外貨にFX取引で手数料を節約」でも紹介されているFXを使った外貨両替を使っています。

 

50代で下手な投資を始めるくらいならiDeCoに毎月定期預金をする方がよっぽど儲かるという話

iDeCo(個人型確定拠出年金)は若い人には当然有効な資産運用法(投資)ですけど、いよいよ定年が見えてきた40代後半~50代前半の人にとっても非常においしい運用方法なんです。

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取りえず年40万(月3.33万円)までは定期預金しておけばいい

企業型401kに加入していない人なら、とりあえず個人型確定拠出年金iDeCo)に毎月3.33万円でいいから定期預金しておくといいです。

この金額の根拠はiDeCoを60歳以降に一括で受け取る場合の退職金控除の大きさです。年40万円なので、確定拠出年金で運用したお金を受け取るときは全額非課税です。

一方で保険料を支払う時は全額所得控除されるので、極端な話、iDeCoに拠出した保険料分の税金が丸々浮くことになるわけです。

ざっくり年40万円で所得税+住民税の税率が20%だとしても8万円の利益が生じるわけです。仮に50歳から始めて毎年40万円の積立投資を10年続けて合計80万円の利益が得られる計算になりますね。

 利回りを1年あたりに直せば、3.63%になります。ちなみにこれはiDeCoの運用による利回りをゼロで計算しています。つまり、ノーリスク運用でこれだけの利回りが期待できるわけです。

今のマイナス金利を考えるとずいぶんと立派な数字になりますね。

 

定期預金ベースなら楽天証券がおすすめ

定期預金ベースでiDeCoを始めるのであれば、一番お勧めなのはやっぱり楽天証券でしょう。金融機関の手数料が初年度無料、2年目以降は10万円以上の残高なら無料になります。

上記のとおり3万円以上をiDeCoに入れれば手数料無料になります。

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所得の多い人はもっと経済効果は大きい。

税率が30%だと年利5.45%、40%の人だと年利7.27%になります。50歳くらいの人だと所得(年収)も大きな方も多いと思いますので、こうした方法もかなり魅力的だと思いますよ。

 

今の定期預金の金利なんて、金利が高いネットバンクでも0.1とか0.2%とかいうご時世を考えると非常に魅力的な利回りになりますね。

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ビットコインの最大のリスクはカウンターパーティーリスク(取引所リスク)

 

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ビットコインとかの仮想通貨の大きなリスクの一つが取引所リスクだと思っています。

もちろん、ビットコインは時価で取引されているものなので価格の上下によって儲かった損をするという話はあると思います。

その一方で、取引所リスクによって大きな問題が顕在化した事例がありましたね。マウントゴックスMt.Goxです。こちらは、不正によってビットコインがしょうしつしてしまった話ですね。

また、ハッキング等によって取引所が攻撃されてビットコインが盗まれたという事例も少なくありません。

 

ビットコインってセキュリティが高いんじゃないの?

暗号通貨であるビットコインってハッキングとかできないんじゃないの?と思う人も多いかもしれません。じゃあ、なんでハッキングや不正でビットコインがなくなってしまうのか?

それは、多くの人がビットコインを自分で管理せずに取引所に預けているからです。

ちなみに、ビットコインは自分自身でウォレットと呼ばれる仕組みでビットコインの残高を管理する方法と、取引所などの自分のアカウントに預けておくこともできます。

 

取引所は狙われやすい

取引所には顧客から預かったビットコインがたくさんあります。だからこそ狙われてしまうわけです。また、Mt.Goxのような内部半による犯行も問題です。

暗号通貨自体はP2Pネットワークによって管理されていても、取引所はその取引所の暗号通貨を管理しているわけで、その取引所自体がクラックされてしまっては仕方ないわけです。

一人のアカウントをハックするのは割に合わなくても集中管理されている取引所ならハッカーからすれば割に合うということです。

 

取引所に預けたままにしない

解決策の一つとしては取引所にビットコインを預けたままにしておかないということでしょう。個人のウォレットとして管理すればリスクは下がります。

 

結局のところ、ビットコイン(暗号通貨)については自分自身でもしっかりと理解して管理していく必要があるわけです。

 

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広く情報に耳を傾けてチャンスを生かすのが重要だと思った話

なんか、意識高い人みたいな発言ですけど内容は意識低いです。

 

miler.hatenadiary.jp

 

とか

 

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とかに近い話なんですけど、私は色々とネットの情報に接していて特に金融とかポイントとかにアンテナを張っているはずなんですが、お得なイベントに自分も参加できるのは最後の最後になってからなんですよね。

アメックスの公共料金のイベントなんて無制限に配っているときから知っていたし、ビットフライヤーのビットコインプレゼントだって前の企画の時に知っていました。

 

でもどちらも最期の最後で「これ結構おトクやん!」って気づいて参加するんですけど、やっぱりベネフィットとしてはあまり大きくないタイミングなんです(参加が遅すぎる)。

知っているのに乗り遅れる……。これって投資家としても最悪ですよね。

個人型確定拠出年金がiDeCoに愛称決定。なんでも「i」つけりゃあいいってもんじゃないと思うけど。

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iPhone、iPS細胞とか、なんでもi○○ってすればいいってもんじゃないと思う。別に個人型確定拠出年金という名称をわざわざiDeCo(イデコ)とかにする必要がどこにあるんだろうね。

NISA(ニーサ)だって、少額投資非課税制度でいいじゃないと思う。

なんでわざわざもともとの意味がわからないように英語にする必要があるんだろうか。むしろこっちの方がよっぽど覚えにくいと思うんだけど……。

 

ちなみに選定理由

小文字と大文字の交互の組合せが、スタイリッシュでおしゃれな印象を与えること

 

そもそも、スタイリッシュでおしゃれなイメージを年金に与える必要ないだろ。そんなことに広告費使うくらいなら、もっと他に使うところあるだろと…。

JR九州の上場(IPO)がいよいよ決定。ひっそりと株主優待も決まってた

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2016年9月15日にJR九州の上場が東証に承認されました。おそらく東証1部と福岡証券取引所(福証)への重複上場となることでしょう。

銘柄コードは9142。

ちなみに他のJR各社はJR東(9020)、JR西(9021)、JR東海(9022)でした。ちなみに9023は空いているのになんで違うでしょうかね……。

 

上場スケジュール

9/15に上場が承認されました。BB期間(ブックビルディング期間)は2016年10月7日(金)~10月14日(金)で上場日は10月25日です。

 

株主優待制度がさっそく新設された

JR九州は国営だったのでこれまでは個人株主はいなかったので株主優待はなかったのですが、JR九州上場に当たって株主優待制度の新設を発表しています。

優待品は「鉄道割引券(50%)」です。割引対象になるのは片道運賃と料金(特急券グリーン車・指定席券)ですね。

 

100株~1,000株未満    100株ごとに1枚
1,000株~10,000株未満    10枚+1,000株超過分200株ごとに1枚
10,000株~20,000株未満    55枚+10,000株超過分300株ごとに1枚
20,000株~    100枚

 

まだ、株価がわからないので優待利回りとかまではわかりませんが、内容としてはJR西日本株主優待制度とほぼ同じですね。

 

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JR西日本並みに評価される優待券なら、それなりに高く評価されそうです。