マジで分かりにくい住民税、所得税とルール統一しろって話
- 住民税は分かりにくい その1:税率が異なる
- 住民税は分かりにくい その2:所得税と控除額が異なる
- 住民税は分かりにくい その3:調整控除って何?
- 住民税は分かりにくい その4:均等割は地域差が大きい
こんな感じで指摘されています。全部、うんうんって言っちゃいますねー。その3はその2の所得税と控除額が異なるってことが原因なので、国税に合わせちゃえばいいのにって思います。
地方自治体で独自の課税を行う超過課税は37の県で施行されている。超過課税がないのは北海道、青森県、東京都、埼玉県、千葉県、新潟県、福井県、徳島県、香川県、沖縄県の10都道県だけというのが現状だ。
そうなんですね。わが福岡県は法人市民税に対して教育目的の法定外税を課しているようです。
申告の手続きとかも面倒
他にもよく言われるサラリーマンの副業で20万円以下は申告不要ってやつ。これは国税(税務署)の制度で住民税にはその規定がないから、1円でも副業したら本来は市役所に行って申告しなきゃいけないってことになる。といったような運用面も考えてほしい。
少なくとも一度、簡素な税制にリビルドするべき
この筆者の方も書かれているけど、住民税って別個に徴収する意味なくない?というのは確か。
サラリーマンの場合、国税はリアルタイム徴収をして年末調整で調整してその年の内に計算と課税関係を終了しているわけ。一方で住民税はそのデータをもとに、集金してるだけ。
税制ってすげー複雑にみえますけど、所得税・住民税はもっとシンプルにできるはずなんですよね。
日本の税制はつぎはぎだらけで、増築を繰り返した温泉旅館のようだ。一度解体し建て直したほうがいいと思っている
本当に、その通りですよね。
所得税と住民税を一体化すれば、住民税の所得控除が低い分だけ、税収減にはなるけど、少なくともその計算等で無駄遣いしている人件費は大幅に減らせるので、歳入と歳出のトータルのバランスはそこまで変わらないんじゃないの?って思います。