クレディセゾンのポイント運用(永久不滅ポイント)にVOO、TOPIXコースができたけど、配当が無考慮
クレディセゾンの永久不滅ポイントを使った投資サービスのサイトがリニューアルしました。
従来のMSV LIFE(マネラップ)の運用商品を使ったアクティブコース、バランスコースに加えて、TOPIX連動、VOO(S&P500)連動の2つのETF型ポイント投資がスタートしています。
従来型のタイプ(アクティブ、バランス)はいわゆるアクティブファンド的な運用になりますが、TOPIX、VOOはインデックス投資です。
個人的には値動きわかりやすいインデックス投資のほうが初心者向けだと思うので、こっちのほうに乗り換えようと思いました。
ただ、一つ問題がありました。
TOPIX(日本株)コースとは東証株価指数(TOPIX)と連動するコースです。一般的に使用されるTOPIXは上場企業の株価を集計した数値であり、配当は含まれておりません。
VOO(アメリカ株)コースとは米国大型株指数と同じ値動きをする上場投資信託であるVOOと連動するコースです。ポイントはVOOの価格そのものと連動しており、配当は考慮されておりません。
これだけだとよくわからない注意点かもしれませんが、重要なことが書いてあります。それは、運用における「配当金」が無視されているということです。
TOPIXにしてもS&P500にしても上場企業に対する投資です、それぞれの企業は配当金を出しています。通常、ETF投資をしている場合でもこうした配当金は投資家に収益分配金として還元されます。
ただし、セゾンのポイント運用の場合、この分配金はもらえないようです。TOPIXの場合は年1.5%弱、VOO(S&P500)の場合で年1.9%弱です。仮に1年間投資をするとすればその分だけリターンがマイナスになるということになります。
うーん。よさそうと思ったけど年1.5~2%のマイナス要因は嫌だなぁ……。